参議院選挙、池上無双の興奮も冷めやらぬ
今日は、朝から歓喜、訃報が入り乱れた。
まずはEURO2016決勝。
Cロナウド涙の負傷退場から耐えに耐えたポルトガルが
敵地サンドニでフランスに延長戦で勝利!
歓喜、涙の初優勝を飾った。
続いてザ・ピーナッツの妹の方、伊藤ユミさんの訃報。
職場の面々もリアルタイム世代ではないので、
「双子のどうっちの方?」などという
罰当たりな会話が飛び交った・・・ 合掌。
そして、永六輔さんの訃報。
- 作者: 永六輔
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1994/03/22
- メディア: 新書
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多彩な人だった。(だったようだ。)
創世記のテレビと言えば永六輔、黒柳徹子・・・、
放送作家として「トットテレビ」の時代を支えた。
「夢であいましょう」「光子の窓」・・・、
作詞家としても「六八九」コンビでヒット曲を連発。
「黒い花びら」「遠くへ行きたい」
「スキヤキ」では全米ヒットチャート1位を獲得。
ラジオ(AMラジオ)に対する思い入れは強く
番組の多くは長く続いた
「永六輔の誰かとどこかへ」
「六輔七転八倒九十分」
「永六輔の土曜ワイドラジオTokyo」
出版界へも大きな足跡を残している。
岩波新書「大往生」は200万部の
大ベストセラーになった。(1994年)
うちの会社の「新春の会」のゲストに
来てもらったことがあった。
私が事務局で運営に携わっていた時だ。
永さんは非常に大きな、ごつい方だった記憶がある。
”どてら風のちゃんちゃんこ”を身にまとい
壇上に上がり、出版の現状について
辛辣な批判を交えつつ持論を展開した。
それが非常に印象に残っている。
「大往生」というのは、死ぬことではない
往生は往って生きることである (永六輔:大往生より)
合掌