Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

柳家喬太郎独演会 第111回所沢寄席

友人のTさんに誘われて所沢寄席に行く。今回は

柳家喬太郎 独演会」。久々の喬太郎さんで楽しみだ。

 

 

感想から言うと、

ここ数年で「ベスト5」に入る素晴らしい落語会だった。

やなり柳家喬太郎、只者ではなかった。

まさに「怪演」という言葉がふさわしい高座だった。

 

所沢という西武線の聖地だからか、

マクラでは、西武線池袋線新宿線)、東武東上線、池袋の

ディスリから始まり、高座の上で大暴れ。

その流れから「すなっくらんどぞめき」。会場は大爆笑の渦。

 

仲入り後に、一龍齋貞橘の講談「勧進帳」を挟み

二席目は、三遊亭圓朝牡丹灯篭」から「おふだはがし」。

 

このふり幅の広さ・・・そして迫力。

志の輔さんとは異なるタイプだが、

柳家喬太郎・・・底知れぬ大きさを感じる落語家である。

 

 

久々の喬太郎さんに魅了された、いい落語会だった。

誘ってくれたTさんに感謝。

この熱気が冷めないうちに、喬太郎さんの落語を続けて聞こう。