釣れなかった釣行記のおまけ。
宿でも貰った下郷町買い物クーポン券を引き換えるために、
釣り場から湯野上温泉駅に戻る。
青空に映えた夏の湯野上温泉駅は美しかった。
駅の売店で土産物を選んでいると、ちょうど列車が到着した。
2両編成でオープンエアの車両とお座敷列車の車両。
「ザ・観光列車」という趣で楽しそうな列車だ。
ああゆうのに乗って旅するのもいいだろうな・・・
列車からは大勢の乗客が下りてきて、田舎の駅のローカルな風景・・・
なかなかいい風情だった。
駅の中は土産売場と待合室そして囲炉裏(当たり前だが夏は使用せず)
があり、ここもいい雰囲気だ。お土産に買った福島の桃は、
メチャメチャ美味しかった。
今回泊った湯野上温泉「紫泉」さんは、
館内に多くの美術品(書画、絵画、オブジェ)が置いてある。
一番驚くのは、玄関ロビーの吹き抜けにある階段。
階段の上は小さなロフト的スペースのみで、実用性はない。
この階段も作品の一つなのだろう。
この階段を初めて見た時、
これは映画「蒲田行進曲」の池田屋階段落ちのセットだとピンときた。
それからずっと階段落ちシーンがオーバーラップしていたが
改めて見ると、両者は似て非なるもののようだった。