毎月恒例の 志の春落語劇場(赤坂チャンスシアター)。
今月も期待を裏切ることはなかった。
一席目にいきなり大ネタ「紺屋高尾」。
観客の全員が驚くとともに、今日はどうなってしまうのか?
と予想不可能な状態に陥った。
二席目は、水原一平事件をモチーフ(?)に、日本昔話を
題材にした短編の新作落語「またたび」。
三席目は、これも新作落語の「お玉桜」。
この噺は深く印象に残った。とてもとても悲しい物語だった。
特にオチ・サゲはなかった。こうゆう落語もあるんだと思った。
それだけに新鮮だった。(落語の可能性も垣間見えた)
噺の舞台、内容から、てっきり古典落語だと思ってしまった。
志の春さんは、こうゆう新作も作れるんだ。
帰りに一緒に観に行った落語通の友人と感想を語る。
「新作落語ではやらなくていいもの」という内容。
確かに一理ある。
でも、私のように詳しくない者にとっては、その線引きはあまり
意識しないポイントだ。その噺が面白ければ、感じられることが
多ければ聞いてよかったと思える。それだけだ。
終演後、客出しの音楽は「夢の途中」(来生たかお)。
「この曲は今日の噺全部の意味を含んでいます」
と志の春師匠は言っていた。
youtu.be
志の春師匠の話の中で気になった内容が二つ。
①伊豆「まぼろし博物館」
カオスな博物館の中に志の春コレクションコーナーがあるそうだ。
是非、一度行ってみたい。(怖いもの見たさもある)
bunshun.jp
②未来予測反省会(NHK) 3月28日放送
NHKの新番組。志の春さんが当事者の声を演じる。
1970年代に「石油は30年でなくなる」と未来予測をした
当事者を天国から召還しハズれた理由、言い訳を聞く。
赤坂に早く着いたので、
双子のライオン堂(書店)に行ってみる
残念ながら休みでした。