Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

志の春落語劇場 24年3月

毎月恒例の 志の春落語劇場(赤坂チャンスシアター)。

今月も期待を裏切ることはなかった。

 

 

一席目にいきなり大ネタ「紺屋高尾」

観客の全員が驚くとともに、今日はどうなってしまうのか?

と予想不可能な状態に陥った。

 

二席目は、水原一平事件をモチーフ(?)に、日本昔話を

題材にした短編の新作落語「またたび」

 

三席目は、これも新作落語の「お玉桜」

この噺は深く印象に残った。とてもとても悲しい物語だった。

特にオチ・サゲはなかった。こうゆう落語もあるんだと思った。

それだけに新鮮だった。(落語の可能性も垣間見えた)

噺の舞台、内容から、てっきり古典落語だと思ってしまった。

志の春さんは、こうゆう新作も作れるんだ。

 

 

 

 

帰りに一緒に観に行った落語通の友人と感想を語る。

新作落語ではやらなくていいもの」という内容。

確かに一理ある。

でも、私のように詳しくない者にとっては、その線引きはあまり

意識しないポイントだ。その噺が面白ければ、感じられることが

多ければ聞いてよかったと思える。それだけだ。

 

終演後、客出しの音楽は「夢の途中」(来生たかお)。

「この曲は今日の噺全部の意味を含んでいます」

と志の春師匠は言っていた。

 

 

youtu.be

 

志の春師匠の話の中で気になった内容が二つ。

伊豆「まぼろし博物館」

カオスな博物館の中に志の春コレクションコーナーがあるそうだ。 

是非、一度行ってみたい。(怖いもの見たさもある)

 

bunshun.jp

 

未来予測反省会(NHK) 3月28日放送

NHKの新番組。志の春さんが当事者の声を演じる。

1970年代に「石油は30年でなくなる」と未来予測をした

当事者を天国から召還しハズれた理由、言い訳を聞く。

 

 

 

赤坂に早く着いたので、

双子のライオン堂(書店)に行ってみる

残念ながら休みでした。