Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

映画の中の東京

最近、私が名画座で好んで見ている

昭和30年代〜40年代の邦画に関する書籍がないかと

ずっと探していたが、良い本が2点見つかった。



東京人 2009年 11月号 [雑誌]  東京人 2009年 11月号 [雑誌]


本日発売の「東京人 映画の中の東京」

旧作映画の中に出てくる昭和の東京風景・・・。


銀座の森永の地球儀ネオン。お化け煙突。都電。丸の内レンガ街。銀座デパート・・・。

失われた、そして懐かしい情景(シーン)がある。


  秋立ちぬ(成瀬巳喜男監督)


驚いたのは、大瀧詠一川本三郎の対談が掲載されている。

あの御隠居同然の大瀧先生がメディアに登場するなんて!

これだけでも十二分に入手価値あり。



もう一冊は、


日本の映画―社会心理的にみた (復刻版岩波写真文庫山田洋次セレクション)    日本の映画―社会心理的にみた (復刻版岩波写真文庫山田洋次セレクション)


これは、ジュンク堂柴崎友香選書フェアで見つけた。

1954年刊行。当時の映画製作システム(いわゆる6社:松竹、東宝、新東宝大映

東映、日活)や、監督、俳優、作品を写真で詳細に説明している。


非常に満足な一冊。