浅草キッドはそんじょそこらの”お笑い”芸人とは違う。
どこが違うか? それは”浅草キッド”がバリバリ筋金入りだからだ。
「キッドのもと」はコンビ結成23年目のセルフルポルタージュ。
久々にインスパイアされる本に出会った。
非常にクレバーであり、笑いに切れがある。
また政治家、格闘家、文化人、芸能人の誰とでも絡めるオールラウンダー。
いまや活動の場はテレビ、ラジオ、文筆家と非常には幅広い。
しかし、その本質は、師匠ビートたけし、たけし軍団、浅草フランス座で鍛えられた
バリバリの漫才師なのである。
http://www.asakusakid.com/item/mokuji.shtml
残念ながら、今「浅草キッド」の漫才を見れる場所は非常に少ない。
30分を超える長いネタ、放送禁止のきわどいネタ・・・。
通常の電波(テレビ、ラジオ)ではとても流せない。
唯一見れるのは、高田文夫主催「高田”笑”学校」のライブだけだ。
幸いにも私は、ここ2回プラチナチケットをゲットして。
「浅草キッド」の漫才を生で見れた。本当に最高だった。
前回の「高田”笑”学校 しょの三十六」(7月8日 紀伊國屋サザンシアター)では、
http://d.hatena.ne.jp/Makotsu/20100710/1278732620
水道橋博士がウイルス性髄膜炎で入院中の病院から点滴を打ちながら
抜け出し、舞台に登場! 大喝采を受けた。
博士の顔色は悪かったが、その辺は”玉ちゃん”がフォローし、いつもの毒舌節。
みなさんには「浅草キッド」をもっと知ってほしい! と説に思う。
「キッドにもと」には自分を奮い立たせるに十分な話が沢山詰まっていた。
二人とも「ビートたけし」「お笑い」が大好きだ。
それが今の二人の漫才に滲み出ている。
私もビートたけしが大好きだ。
この本を読んで、かなり奮いたたされた!
のちに”師匠たけし”にコンビ名として頂きたいとお願いした、