満を持しての特集(?)だけあって、中味はもの凄く濃い。
・江戸の風の羽ばたき、あるいは立川談志の成り行き(立川志らく)
・人生は博奕と覚えたり(月亭可朝)
・師弟の継ぎ目(柳家花緑)
・エッセイ落語立川流(談四郎、談之助、談幸、談笑、談吉、志ら乃)
他にも、池内紀、矢内賢二、釈徹宗、小谷野敦、岸田秀、福田和也、南博、平井玄、長谷川踏太、
雲田はるこ、戸田学、雑賀恵子、串田純一、三浦俊彦、長谷正人、中田健太郎らが寄稿する。
どんなに高尚な落語論、談志論よりも
身近に家元を見てきた立川流の弟子の書く文章が、比較にならないほど良い。
やはり、家元は”落語家”で収まる器ではく”立川談志”なのだ。
ユリイカ2月号・・・これは買いですよ!
TBS「たけし・所のドラキュラが狙ってる」より