神保町シアターで先週末から上映されているのが、
「80年代ノスタルジア」 つまり1980年代に作られた邦画の特集。
私の世代が最も多感な時期に触れた映画だ。
「セーラー服と機関銃」など角川3人娘(薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子)や、
「蒲田行進曲」「二代目はクリスチャン」などのご存知”つかこうへい”作品。
監督で言えば、相米慎二、大森一樹、和田誠、周防正行、大林宣彦、伊丹十三 らがデビューし、
市川昆、森崎東、増村保造、山田洋二、深作欣二ら名匠たちも活躍している。
これら30年前の映画は、”名画”とされるには新しく、
テレビ放映されるには古く、レンタルDVDとしては商品回転率が低く棚から排除。
という微妙な運命の作品群だ。
お目にかかれるのは、監督、出演者の追悼番組ぐらいになってしまった。
日本映画専門チャンネルとともに嬉しい知らせだ。
そう言えばTSUTAYA発掘良品で復刻される映画タイトルも
1980年代の洋画が多い気がする。
友人のワイナイさんが音声を担当した「コミック雑誌なんかいらない!」も上映される。