ミュンヘン ベルリン キューバ サイゴン

「これ以上譲歩したらすべてを失ってしまう」

そんな脅迫観念がパワーゲーム（外交）の源泉にあるのは、

昔も今も変わらないようだ。

プーチン大統領が、クリミア半島の編入を宣言し、

独立国家として承認したクリミアと編入条約に調印した。

　ミュンヘン会談

1939年ミュンヘン会談での譲歩、融和政策が

ナチス・ドイツの増長を招き、第二次世界大戦へ繋がった

と言われる。（それだけが原因とは思わないが）

冷戦時代のベルリン危機（1961年）、キューバ危機（1962年）、

そしてインドシナ紛争〜ベトナム戦争（1960年〜1975年）・・・

すべて強迫観念から核戦争の瀬戸際となり、多くの犠牲を生んだ。

ウクライナを巡るロシア、アメリカ・EUのせめぎ合いは、

非常に厭な予感がする。

なんとか上手くおさめてほしい・・・

かく言う日本も、

安倍晋三が相変わらず無責任に強気だ。