ジャイアンツの優勝がスポーツ新聞の一面を飾った日の
裏面トップが元南海、ドカベン香川の訃報だった。
浪商高校で牛島和彦とバッテリーを組み、南海にドラフト2位で指名された。
南海がダイエーになった1989年に27歳で引退した。
人気選手だった香川が関西の試合で受けたヤジは傑作だ。
「コラァ〜!かがわぁ〜のボケがぁ〜!三振しおって〜、
この使えんカスがぁ〜!ぶくぶく太りやがって、肉屋に叩き売るぞ!ゴルァ〜!」
「香川!グラムなんぼや?」
「オーイ香川!来年は日本ハムにトレードやで!選手としてちゃうで、商品としてやで!」
近鉄ファン「香川〜。第一問。3たす5はなんぼや?」
K川 「8や」
近鉄ファン「正解や。では、第二問。9たす8はなんぼや?」
これができなくて、K川は恥ずかしさで顔を真っ赤
これらに対して南海の応援団は
「香川だけは、堪忍したって」「かわいそうな子やねん」とやり返して、笑いを取っていた。
愛すべきプロ野球選手であった。
合掌。