半日もかからずに読了した。
久々に頭をフル回転して読んだ本だ。
出版不況、アマゾン、電子書籍をネガティブに書いた記事は、
山ほどあり、そのほとんどが断片的な事象のみの解説に留まる。
(国内経済からみれば出版市場はその程度)
永江朗さんの本書は違うぞ!
2014年時点の出版業界を明快に分析・論じる。
- 作者: 永江朗
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2014/11/04
- メディア: 新書
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ポストイットを付けた箇所、約20カ所。
小生の思考プロセスも完全に本書とシンクロした。
こんな難しい話に、簡単な結論なんか出っこない。
むしろ出たら、その結果は正直、信用できない。
何の為にこんなに考えるのか?
考えすぎたら原点に帰る。原点はブレてはいけない。
「本」と「著者」と「読者」の為に何ができるか!
”出版”という、いささか業際が曖昧になってきたものを
生業とする諸兄には是非読んでもらいたいな・・・。