国内には約4,000の出版社があると言われる。
そのほとんどが小さな出版社だ。
小さくてもこだわりを持って出版活動を営んでいる。
本書は小さな出版社125社とオススメ本400冊の物語。
一度は読んでほしい 小さな出版社のおもしろい本 (男の隠れ家教養シリーズ)
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2014/12/25
- メディア: ムック
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特に本書で多くの頁を割いている地方出版社の活動は、
出版の原点なのであろう。
地元に根づき地域に眠る歴史や文化を掘り起こし、
後世に残すための本を出版し続ける。
出版社の大小は関係なく、作り手の本に対する
想いの強さは同じだ。
- 作者: 井上昌威,河野十四生,伊藤哲也,鈴木荘一,大竹邦洋
- 出版社/メーカー: 歴史春秋社
- 発売日: 2014/09
- メディア: ムック
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渓流釣りに行った際、会津のセブンイレブンで必ず本を見かける。
会津では「戦争に負けた」とは第二次大戦ではなくて戊辰戦争を指す。
歴史春秋社の社長は語る
しかし、賊軍にされ、明治維新後も歴史の真実は曲げられたまま。
私はこれを正したいと思いました」
この志こそ出版の原点ではないか。