ユリイカ 2016年3月号臨時増刊は
「出版の未来 〜書店・取次・出版社のリアル」
買うの忘れた・・・
明日買おう
読みでのある記事が多い中、下記の記事は
興味深く拝読した。
・「知のテーマパークとしての書店」(紀伊國屋書店 高井社長)
・「某書店員の日記」(佐藤健一)
・「『裏通り』書店の挑戦」(堀部篤史、内沼晋太郎、永江明)
・「構造変動期の出版流通と営業」(工藤秀之、小林浩)
特に「裏通り書店の挑戦」は非常に興味のある方々だったので
面白かった。
人口の高齢化により2014年の生産年齢人口(15歳〜64歳)は
1975年と同じレベルまでになった。書籍の年間推定販売冊数も
2014年は1975年と同じレベルであり国民ひとりあたりの
書籍購買数はほとんど変わっていない。唯一変わったのは
新刊の発行点数が1975年の4倍になったこと。「一冊入魂」!出版産業自体のダウンサイジングが必要。
ダウンサイジングとは言うは易しだが、
実際には徳川300年の屋台骨を変革する
明治維新のようなものだろう。
それだけの覚悟を持って取り組まねば実現できない。
誰かがこの大仕事に取り組まねばならない。
すでに取次会社の民事再生、自主廃業と待ったなしの状況にある。
マスコミからミニコミへ・・・
これに甘んじていて
本当にいいのだろうか? とも考える。