版元は京阪神エルマガジン。
恵文社一乗寺店は、京都にある
超有名な”本のセレクトショップ”。
失礼ながらそんなに期待せずに購入したが、
しっかりとした中身のある本で、
いろいろとインスパイアされるが多かった。
街を変える小さな店?京都のはしっこ、個人店に学ぶこれからの商いのかたち。
- 作者: 堀部篤史
- 出版社/メーカー: 京阪神Lマガジン
- 発売日: 2013/11/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いろいろなセミナーや、ワークショップで
街の本屋さん、セレクトショップ、ブック&カフェの
話を聞いたが、そのすべてが凝縮されている一冊だった。
辛く厳しい話ばかりの街の本屋さんだが、
やはり憧れがある。自分の店を出したいという夢も・・・
自分の好みの書店に出会うと、そんなボルテージも一気に上がる。
そんな文脈が本書にもあった。
こんな生き方や店のあり方もあっていいんだ、という気分になる。
憧れるわけでも、尊敬するわけでもない。
「バカだな〜」と苦笑いしながらも、なんだか肩の力が抜けてくる。
(中略)
有名になることだけが店の存在価値ではない。場を開放し、
そこに集まる客になんらかの道を指し示すことだって、
店が提供できるものの一つだ。
この街は一度この目で見ておかねば