Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

「街を変える小さな書店」 恵文社一乗寺店

著者は恵文社一乗寺店店長の堀部篤史さん。

版元は京阪神エルマガジン

恵文社一乗寺店は、京都にある

超有名な”本のセレクトショップ”。

失礼ながらそんなに期待せずに購入したが、

しっかりとした中身のある本で、

いろいろとインスパイアされるが多かった。



いろいろなセミナーや、ワークショップで

街の本屋さん、セレクトショップ、ブック&カフェの

話を聞いたが、そのすべてが凝縮されている一冊だった。


辛く厳しい話ばかりの街の本屋さんだが、

やはり憧れがある。自分の店を出したいという夢も・・・

自分の好みの書店に出会うと、そんなボルテージも一気に上がる。


そんな文脈が本書にもあった。

DBC」や「ナミイタアレ」に足を踏み入れると、

こんな生き方や店のあり方もあっていいんだ、という気分になる。

憧れるわけでも、尊敬するわけでもない。

「バカだな〜」と苦笑いしながらも、なんだか肩の力が抜けてくる。

(中略)

有名になることだけが店の存在価値ではない。場を開放し、

そこに集まる客になんらかの道を指し示すことだって、

店が提供できるものの一つだ。


京都市左京区・・・

この街は一度この目で見ておかねば