大学時代に夜行列車によく乗った。
乗ったのは夜行急行、夜行普通列車で
いわゆる寝台車のブルートレインではない。
別に鉄っちゃんではなかったし、座席ではろくに眠れない。
決して楽な移動手段ではなかったが、運賃が安かった。
(今の高速バスのよう感覚か・・・)
- 作者: 山田亮
- 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
- 発売日: 2015/03/20
- メディア: 単行本
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よく行ったのは北海道。
中学時代の同級生が小樽商科大学に通っていて
夏休み、冬休みに小樽を尋ねた。学生時代だけでも5回程行った。
いつも乗ったのは急行「八甲田」。
上野を19:00に出て青森に6:15に着く。
そして青函連絡船に乗りお昼に函館に着いた。
函館で半日ブラブラして、函館発札幌行きの夜行普通列車に乗り
二日目の朝に小樽に着いた。車中2連泊、約48時間の道中だった。
現在なら飛行機2時間、電車1時間の移動方法を選ぶ。
金はないが、体力と時間があり余っていた時期だった。
上野から北へ向かう夜行列車は、旅情と浪漫に溢れていた・・・
当時お世話になった上野発の夜行列車は、
すべて消えてしまったそうだ。
JTBパブリッシングから「上野発の夜行列車」の本が出た。
昔を懐かしんで、今読んでいる。