Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

落語睦会 さくらんぼのゼントルマン

2016年6月9日。落語睦会・・・

楽しくも悲しい落語会でした。


入船亭扇遊、瀧川鯉昇柳家喜多八により

長年続いている3人会「落語睦会」。

喜多八師匠の急逝により今回が最後となった。



喜多八師匠の弟子「柳家ろべえ」が

開口一番を務める。来年真打に昇進するそうで

昇進披露の晴れ姿を見せられないことが

さぞかし無念であろう。

「やかんなめ」はなかなか良かった。



続いて瀧川鯉昇師匠。登場早々にあの風貌で

舛添要一です。」

これには会場大爆笑だった。

「私が今まで似ているといわれた人は、

 若い頃の王貞治。そして暫く間があって

 江東区通り魔事件の犯人・・・そう、川俣軍司

 そして、また暫く間があって舛添要一

 (会場またまた大爆笑)


そして名言「違法ではないが、不適切」を連発!

これも大爆笑。


  瀧川鯉昇
 

扇遊、鯉昇両師匠の熱演の後、

最後に喜多八師匠の出囃子に合わせて

殿下(喜多八師匠)の遺影を弟子の

柳家ろべえ」が抱えて登場。



師匠の最期を語る。

そして両師匠から”喜多八さん”の

思い出話が語られた・・・


会場のあちこちからすすり泣く
声が響き渡った。



そして扇遊師匠から

落語睦会の終了が告げられた。

「ご声援ありがとうございました。」

楽しくも辛く悲しい落語会であった。


柳家喜多八さん Forever