元老 −近代日本の真の指導者たち

20日付で人事異動があり
3年7カ月お世話になった部署を
離れることになった。

今日は職場で歓送迎会を開いてもらった。
転出する先輩、部署の皆さんには多大なる
感謝の気持ちでいっぱいだ。

そして昇格した後輩にはお祝いと激励を！

歓送迎会の帰りに書店で
面白そうな本を購入。

元老―近代日本の真の指導者たち (中公新書)

日本史や歴史小説、ドラマで耳にする
ことが多い「元老（または元勲）」。

元老は、大日本帝国憲法上の機関ではない。
あくまでインフォーマル（非公式）な組織で、
天皇からの下問を常に受ける集団として、
慣例的な公的機関となっていた。

今の時代、非常に理解しづらい存在だ。
本書は、半世紀にわたり権力中枢にいた
元老から近代日本の軌跡をなぞる。

元老とされたには8名。
伊藤博文、山県有朋、黒田清隆、井上馨、
松方正義、西郷従道、大山巌、西園寺公望。

8人の出身地は、薩摩4人、長州3人、公家1人。