前回の「独眼竜正宗」に続き今回は「国盗り物語」。
面白かった!
(名場面だけってのが観やすくていいね)
司馬遼太郎の「国盗り物語」を核に斎藤道三、織田信長、明智光秀の
生き様を描いた作品。話としては今年の「麒麟がくる」と同じ。
こうして見るとキャストが豪華! みんな若い(当時の年齢)
斎藤道三(平幹二郎39歳)、織田信長(高橋英樹29歳)、明智光秀(近藤正臣32歳)、
羽柴秀吉(火野正平24歳)、黒田官兵衛(江守徹29歳)、徳川家康(寺尾聡26歳)、
妙鴦尼:道三妻(池内淳子40歳)、深芳野:道三側室(三田佳子31歳)、
濃姫:道三娘で信長正室(松坂慶子21歳)、お槙:光秀妻(中野良子23歳)。
濃姫は当初浅丘ルリ子の予定だったが、松坂慶子に変わったそうだ。
これは大抜擢だったのか? いろいろあった今回の川口春奈にシンクロする。
ウィキペディアを見ると、今やコンビ仲の悪さで有名な「おぼんこぼん」
平幹二郎はもとより、若き日の高橋英樹、近藤正臣の熱量が凄い。
この歳でこんなに重厚な演技をするとは・・・昔の俳優は凄いな~
と考えやすいので、現在の俳優と年齢比較してみた。
その結果は・・
・平幹二郎と同じ39歳の男優
→玉木宏、桐谷健太、青木崇高、玉山哲司、岡田准一、ディーンフジオカ
・高橋英樹と同じ29歳の男優
・近藤正臣と同じ32歳の男優
・松坂慶子と同じ21歳の女優
結論:現役の俳優陣も粒ぞろいで決して見劣りしていない。
特に現役39歳の男優陣は豪華賢覧。時代時代で演技の流行り廃り、
演出方針あるから、優劣を感じてしまうのかな。
来週も麒麟は来ず、スペシャルは「利家とまつ 加賀百万石物語」。
楽しみだな~。