西八王子駅前のマルヤ餅菓子店のシャッターに
閉店案内の張り紙が貼ってあった。 驚いた!
マルヤは老夫婦が営む和菓子店だが、餅菓子、和菓子、
赤飯、稲荷寿司、お菓子、煎餅までなんでもある、
昔ながらのほのぼのとしたお店だった。
店の奥でご主人が作ったものを並べて売る。
午後になると菓子職人白衣のご主人も店先に出てきて、
奥さんと一緒に談笑しながら店番をしていた。
もちろん味は美味しくて、値段は安い。
古くから西八王子の住民にはお馴染みだった。
在りし日のマルヤ餅菓子店
張り紙を読んでさらに驚いた!!
ご主人がお亡くなりになられていたとは・・・
・・・つい最近までご主人の姿を見ていた気がする。
あれは1週間前か?2週間前か? 記憶は定かではないが
間違いなく、つい最近までお姿を見かけていた。
突然の閉店理由に驚くとともに
張り紙を読んでジーンときた。
おそらく奥さんが書いたのであろう
悲しくも暖かく感謝に満ちた内容だった。
お知らせ
長い間(47年間)お買い上げいただきましてありがとうございました。
主人が死去してしまい閉店することに決めました。
続けられました。ずっと八王子に居ようと思います。
ほんとうにほんとうにお世話になりました。
それから大家さんはじめ、千人町の方々には、ほんとうに
助けられました。ありがとうございました。
みなさま・・お元気で・・又どこかでお会いしましょう。
マルヤ 令和二年十月二十日(佳日)
張り紙の周りにお客さんの感謝のメッセージが貼ってある。
余白部分にはメッセージがどんどん書き加えられてゆく。
私もメッセージを書きにいかなくては・・・
長い間ありがとうございました。
お疲れ様でした。又どこかでお会いしたいですね。