6代目三遊亭円楽師匠の訃報が流れる。
8月に国立演芸場で高座復帰を果たした
ばかりだったので、驚いた。
私は笑点以外の高座を、ほとんど見たことがなかった。
博多天神落語祭りを仕掛けるなど、プロモーターとしても
各方面で活躍していた。
高田文夫先生とは、かたや日芸落研、かたや青学落研のほぼ同世代。
円楽さんが師匠の鞄持ちの、高田先生が塚田茂の見習いと、
同じ時期に下積みをすごした戦友である。
月曜日の「ビバリー昼ズ」で先生がどんなコメントを言うだろうか。
伊集院光は円楽の弟子だ。
二つ目になった後に芸能界に活動の場を移した。
円楽は伊集院を破門にせず「戻ってきたくなったら、
いつでも戻って来いと」声をかけてくれていた。
伊集院は落語に戻り、2021年6月に二人会が実現した。
円楽師匠の体調を考慮し中止となった。
ラジオでの共演を聞いていても、二人の間柄は、優しさと
尊敬の非常にいい関係に思えた。それだけに伊集院が心配でもある。
きっとコメントを求められるだろうが何を語るのか?
また、来週月曜日の「JUNK 深夜の馬鹿力」で何を
語るのだろうか・・・。
合掌。