Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

パラサイト「半地下の家族」観る

観よう観ようと思っている内にアカデミー4部門賞受賞!

田舎の映画館(イオンシネマ日の出)、それも朝一番なのに

9割近い入りだ。(ここで両隣の席が埋まる経験は初めて)

 

評判通り面白かった。 名作、いや怪作? 

得体のしれない世界にぐいぐいと引き込まれた。

「ぶっちぎりでハイレベルな1本」

という評価にも少し納得する。

 

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観てから様々な映画評を読んでみる。

いずれも”ネタばれ”を回避するため、”ぼんやり”

したもばかりであまり参考にならず。

一番よかったは、「たまむすび」で町山智浩さん

解説したもの。これは映画の背景となっている韓国社会の

現状まで説明してくれており、初心者には分かりやすい。

宇多丸さんの解説・インタビューも読み応えはあるのだが

いかんせんマニアックだ・・

 

miyearnzzlabo.com

www.tbsradio.jp

miyearnzzlabo.com

 

「パラサイト」がアカデミー賞を受賞した後に

町山さんがWOWWOWでこう語っていました。

「日本映画と韓国映画の格差がここまで広がってしまいましたね。

韓国は国策として多大な予算10年以上の時間をかけ韓国映画

育てて来た(K-POPも同様)。その結果が今回の受賞に繋がった。

それに比べると日本は遅れてる。」

 

邦画とハリウッド作品、アジア映画を比較すること自体が

ナンセンスなのだろうが、「***が〇〇〇映画祭で□□賞を受賞」

という話題がワイドショーを大いに賑わす現状では、この視点が

最もポピュラーな視点なんだろうな。

著者 野村克也

この日午前、伊集院光がラジオで神妙に語った。

「・・・さんのご冥福をお祈りいたします」

肝心の・・・さんが聞き取れなかった。誰の訃報だ?

すぐにYahooニュースを調べるが訃報はなかった。

午後、家電店に行った際、売場のどのテレビにも

野村夫妻がよく映っていた。もともと野村元監督は

露出の多い人なので気にも止めなかったが、

小さなテロップをよく見ると、ノムさんの訃報だった。

 

マジか~! 驚いた・・

 

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選手としての記録は立派であり、ヤクルト監督時代には

名将として一時代を築きあげた。マスコミへの露出も多く

球界での存在感は、最近までピカ一だった。

そしてプロ野球関係者には珍しく、言葉力を持った方だった。

それだけに多くの人材(選手、指導者)を育てた結果が、

多く現役指導者からの追悼コメントにそれが表れている。

 

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その言葉力が生かされているのがノムさんの多くの著作。

こんなに著作のある野球関係者はいない。

私もかなり読んでおり、どれも読みやすく結論は完結だ。

読んで覚えている著作だけでもかなりある(下記)

 

あぁ、監督 ――名将、奇将、珍将  (角川oneテーマ21)

負けに不思議の負けなし〈完全版〉  (朝日文庫)

あ~ぁ、楽天イーグルス (角川oneテーマ21 A 110)

監督の器 (イースト新書)

プロ野球 堕落論 (宝島社新書)

野村ノート (小学館文庫)

巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは (角川oneテーマ21

なぜか結果を出す人の理由 (集英社新書)  

 

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プロ野球界にとってノムさんは掛け替えのない人だった。

残念だ。 ご冥福をお祈りいたします。

RADIO EXPO 2020

横浜みなとみらいの「PACIFICO YOKOHAMA」へ

TBSラジオ万博2020」を観に行く。お目当ては

14時の「たまむすび」、16時の「爆笑問題カーボーイ

そして16時45分の木梨憲武ライブ」・・

 

 

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会場、混雑、時間がすべて読めないので、早めに行く。

11時には会場に到着・・メチャメチャ混んでる。

一番大きなエンタメEXPOには3つのステージが設けられ、

同時並行的にイベントが進行。他に物販ブース、フードブースが

展開。隣のミュージックEXPOではライブが繰り広げられている。

そう、フェスなんですフェス

 

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人が多すぎる・・

各ステージとも椅子に座れる状況にはなく、遥か彼方のステージを

立ち見で眺めるしかない。背の低い私にはほとんど見えない。

ハライチのターン!」のステージをやっていたが、50m以上遠くの

ステージはほとんど見えず、観客の笑い声しか聞こえない・・

 

フードブースも長蛇の列、物販ブースでは目玉グッズはほとんどが

SOLD OUT。座って休む場所もない・・・この状況で14時の

たまむすび」まで待つのはキツイな~。その前にも別のステージが

あるから座って見れる保証はないし・・

 

残念だがあきらめて早々に帰ることにした。

やはり今の体調ではフェスは無理だな・・

もっとゆっくりと観れるイベントでないと。

たまむすび」「爆笑問題カーボーイ」見たかったな(涙)。

 

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グッズは「アフター6ジャンクションMDノート」と

安住紳一郎 日曜天国ポストカード」をお土産に購入。

 

(会場の風景より)

 

問わず語りの神田伯山」コーナー。

 右端に「笑い屋シゲフジ」と「戸波ディレクター」がいる。

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ナイツのちゃきちゃき大放送」コーナー

消しゴムサッカー実演で、ナイツ土屋さんがいた。

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スナック玉ちゃん」コーナー

玉さんかなり酔ってました(笑)。

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2/12後記

ラジフェス後の各パーソナリティの感想、ツイッター

インスタを見るとイベント大盛況だっただけに、

残念な気持ちを思い返してしまう。しょうがないけどね。

 

確定申告 佳境に

確定申告の受付が2月17日(月)から始まる。

そろそろ本気で確定申告を作成せねば・・

今年は退職・源泉徴収、健康保険、国民年金iDeCo等々

昨年と大きく変わる点が多く、作成の仕方で疑問点が多い。

ちょうど市役所や税務署に無料相談コーナーが

設けられているので行ってみることに。

 

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八王子市役所(外観がドラマ「白い巨塔」の裁判所として登場)

の中で税理士会主催の「確定申告無料相談所」が開かれている。

昼前(11時半過ぎ)に行ってみると、「午後78番」の整理券をもらう。

78番! 一体何時になるんだ・・こりゃダメだと整理券を返し

市役所からバスに乗り八王子税務署に行く。

 

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税務署の相談コーナーも長蛇の列。やはりこの時期は混雑する。

列に並ぶこと10分。受付で列をさばいている係員に、

確定申告の下書きを見せながら質問をぶつける。

結果・・すべて解決。これで私の確定申告は目途が立った。

あとは母親の分。こちらは昨年とほぼ同様なのでOK。

 

確定申告。早く提出して楽になりたいものだ。

 

マンションポエム 第四弾

2/9の「安住紳一郎 日曜天国」に写真家の大山顕さんゲスト出演。

恒例の「マンションポエム 第四弾」を語る。

 

マンションポエムとは、分譲マンションなどについている

広告コピー。ポエムとしか言いようのない、マンション自体の

スペックを説明するよりは詩的に雰囲気を表現しているもの。

 

例1)洗練の高台に、上質がそびえる。

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例2)潮風と、静謐をまとうタワー生活。

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大山さんと安住さんの間で

「昨今、政治の世界、世の中全体がポエム化していないか?」

という話から 文章がポエム化するということは何かを隠す・

隠ぺいしているということだ。」という本質的な議論に及ぶ。

※マンションポエムも立地しか説明せず、マンション自体

(建物)スペックについては、何も語っていない・・

 

なるほど、面白い話だ。

さらに最近の傾向として世界征服系」がすごく多いという。

高級マンション購入者のメンタリティとして、夜景を見下ろし

天下取ったぞ的なのかどうか・・マンションコピーとして

手中」や「掌中」に治めがちになる。

 

世界征服系の例

「東京を手中にする六本木に、タワーライフの創造を」

「ここに住むこと、それは札幌都心のすべてを手にすること」

天王寺、あべのエリアを手中におさめる暮らし」

「田無の街を手に入れる」

 

・・・マンションポエム深い。

 

なんと大山顕さんのマンションポエム東京論」が

本の雑誌」2020年2月号から連載スタート

本の雑誌440号2020年2月号

本の雑誌440号2020年2月号

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 本の雑誌社
  • 発売日: 2020/01/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

そしてマンションポエムが、カードゲーム化!

ザ・ポエティックマンション」 これやってみたい!

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