10年前まで香港の表玄関は、
市街地のど真ん中にあった「啓徳空港」だった。
市街地スレスレの上空で着陸直前に右急カーブを切る”香港アプローチ"
という航空機のダイナミックな姿が有名であった。また、パイロットにとっては
相当の技量を要求される、世界一難しい空港でもあった。
そんなユニークな啓徳空港が閉港されて10年。
角川から”啓徳懐想”の1冊が発売された。
- 作者:関根 寛
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 単行本
香港らしいネオン看板、ストリートの真上を飛行機が
低空で通過する絵が、もの凄く印象的である。
一種、映画”ブレードランナー”の世界の現実化である。
香港ですか? もちろん行った事はないですよ。一回も・・・