私の親友のキンタくんが、4月中旬から、諸事情により
故郷(新潟)に生活の中心を移すことになった。
・・・やはり、今年はいろいろとエポックな年だ。
キンタくんとは、大学入学以来の親友で、
学生時代は同じ演劇サークルで熱く活動した間柄。
つかこうへい事務所の「蒲田行進曲」(それも、加藤健一、風間杜夫、平田満、
を見て、人生で初めて”ぶちのめされ”。それがきっかけで、熱く演劇を語り、演じてきた。
私はサラリーマンになったが、キンタくんは、プロの役者になった。
学生時代に演劇をしていた数年と、その後の約20年を比べると、
なぜか、その芝居をやっていた数年が非常に長く感じられる。
それだけ、熱く、密度の濃い時間であり、大きな人生の転機だったのであろう。
正直、そんな時間が過せたことを、自分でも”幸せもの”だと感謝している。
そんな時代を一緒に過した、キンタくんが故郷に帰るのは、
少々淋しいが、これもお互いに人生の転機なのだろう・・・。
キンタくんの一層の活躍を祈念して止まない。
そういえば、
・・・「キンタ故郷に帰る」・・・ 語呂が似ている。