八千草薫さんの訃報が流れた。
世代的に沢山の作品をみているわけでないが、
強烈な印象を受けたドラマを覚えている。
(1979-1980 脚本:鎌田敏夫ほか)
土曜日21時から日本テレビ系で放送していた。
時期的には、ちょうど「熱中時代刑事編」と
「池中玄太80キロ」の間だった。
カリフォルニア・グレープフルーツ・フレッシュ・オレンジジュース (MEG-CD)
南代官山のレストランを舞台にしたコメディドラマで。
廃業寸前のレストランを経営する三姉妹を、八千草薫、
結城美栄子、桃井かおりが演じた。
レストランを立て直すべく奮闘する、チャキチャキで男勝りの
三女(桃井かおり)と、離婚して出戻り、のんびり屋で
ドジな長女(八千草薫)の演技が光っていた。
豪華なキャスト陣が思いっきりコメディを演じていた。
ドラマの中の八千草さんは、キュートで可愛かった。
当時高校生だった我々が、可愛いなんて言うのは失礼な
年齢(当時48歳)だったが、画面の中の八千草さんは、
お茶目で愛くるしかった。同級生のマツミヤと私は
すっかり虜になり、このドラマの話ばかりしていた。
主題歌「夜明けのマイウエイ」の他、劇中歌、BGMは
すべて新人グループの「PAL(パル)」が担当。
これらもいい曲ばかりで、ドラマを盛り上げた。
私とマツミャ(高校の同級生)間では、テレビ史に残る
名ドラマ(コメディとしては)というのが共通の評価だ。
後で知ったが、爆笑問題の二人もこのドラマのファンだそうだ。
我々の眼力もなかなかのものだな・・。
八千草薫さんというと
「ちょっとマイウエイ」なんだな。
合掌。
10/30追記
高く評価。そして田中裕二とともに「ちょっとマイウエイ」に
ついても熱く熱く語る。
(参考:爆笑問題の成分、テレビドラマ編)