Makotsu Garage

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私が見た21の死刑判決

日、半年ぶりに3人の死刑が執行されたそうだ。

このニュースを聞いて、最近読んだ本思い出した。


私が見た21の死刑判決 (文春新書)

私が見た21の死刑判決 (文春新書)

オーム真理教事件、池袋通り魔、下関通り魔・・・等々

21人の死刑判決を受けた裁判のルポルタージュ


法廷の中では、被告、弁護側、被害者、検察側の間で、

判事に対して、死刑と無期懲役の間で、激しい心理戦が繰り広げられる。


結果、地下鉄サリン事件では、

・二人殺したのに無期懲役

・ひとりも殺していないのに死刑

というような判決も下される。


最近では、足利事件のように、信じられない冤罪も発生している。



いつのまにか裁判員制度がはじまった。

専門職の裁判官だけではなく、一般素人が死刑判決の選択を迫られることになった。


いくら考えても、裁判員制度の必要な理由がしっくりこない・・・。