今日、半年ぶりに3人の死刑が執行されたそうだ。
このニュースを聞いて、最近読んだ本思い出した。
- 作者:青沼 陽一郎
- 発売日: 2009/07/20
- メディア: 新書
オーム真理教事件、池袋通り魔、下関通り魔・・・等々
21人の死刑判決を受けた裁判のルポルタージュ。
法廷の中では、被告、弁護側、被害者、検察側の間で、
判事に対して、死刑と無期懲役の間で、激しい心理戦が繰り広げられる。
結果、地下鉄サリン事件では、
・二人殺したのに無期懲役
・ひとりも殺していないのに死刑
というような判決も下される。
最近では、足利事件のように、信じられない冤罪も発生している。
いつのまにか裁判員制度がはじまった。
専門職の裁判官だけではなく、一般素人が死刑判決の選択を迫られることになった。
いくら考えても、裁判員制度の必要な理由がしっくりこない・・・。