Makotsu Garage

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新書で読む 大東亜戦争

某大型書店で、こんなブックフェアをやっていた。

”新書で読む 大東亜戦争と日本の防衛 2009夏”


なかなか面白そうな本が多くて、”大人買い”をしてしまった。



「大日本帝国」崩壊―東アジアの1945年 (中公新書)    特攻とは何か (文春新書)    石油で読み解く「完敗の太平洋戦争」 (朝日新書 57)    日本の軍事システム-自衛隊装備の問題点 (講談社現代新書)    ノモンハン戦争―モンゴルと満洲国 (岩波新書)  
 
「大日本帝国」崩壊―東アジアの1945年 (中公新書)

特攻とは何か (文春新書)

石油で読み解く「完敗の太平洋戦争」 (朝日新書 57)

日本の軍事システム-自衛隊装備の問題点 (講談社現代新書)

ノモンハン戦争―モンゴルと満洲国 (岩波新書)

ノモンハン事件―機密文書「検閲月報」が明かす虚実 (平凡社新書)



新書判だと、読みやすいので、一気に読了した。


特に興味深かったのは、「ノモンハン戦争」(岩波新書)で描かれている

モンゴル人民共和国の歴史だった。

当時のモンゴルは、今のチベットや新疆ウイグルのように、清朝〜中国

(当時は中華民国)からの独立を企てていた。

そこに、ソ連と通じた共産勢力が実権を握り、世界史上2番目の共産国家が出来た。

しかし、その実態はソ連の衛星国に成り下がり、共産主義者の権力闘争と民族独立主義者に

対する粛清の嵐だった。  ・・・ 等々


ソ連崩壊後に明らかになった、世界史の影の部分を垣間見た気がする。