Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

落語を聴くなら春風亭昇太を聴こう

落語を聴くなら 春風亭昇太を聴こう (落語ファン倶楽部新書2)   落語を聴くなら 春風亭昇太を聴こう (落語ファン倶楽部新書2)



というわけで聴いてきました!

「昇太十八番(おはこ)シリーズ・1”動”」。


その名の通り、昇太師匠の十八番(おはこ)のネタのみを

披露する独演会なのです。


まずは定刻ぴったりに、音もなく私服でふらりと

舞台に現れた昇太師匠にビックり。「ラジオビバリー昼ズと同じ話し方だ!」

好き勝手に喋って去って行った。


最初に登場したのは林家彦いち師匠。「反対俥」に度肝を抜かれた。

激し動き、何というキレの良さ・・・

知らぬ間に、その力強いリズムにのめり込んでいた。



  SWA(創作話芸アソシエーション)も聴きたかった!


そして昇太師匠の登場。

前述の書籍によると、


昇太版古典落語、聴けそうリストの”ネタ出没率A”の中から「時そば」、「茶の湯」の2作。


そして昇太版新作落語ベストナインから、四番DHの「花粉寿司」。


笑った笑った。 まさに”話芸(話の芸術)”。

とんでもないものにものに出会ってしまった。 

私は今、スポンジが水を吸収するように、

落語にのめり込み始めている。



    笑芸人 (Vol.9(2002冬号))


ロビーで関連書を売っていた白夜書房の編集長が


春風亭昇太師匠と山下達郎さんの超レアリティ対談が掲載された

 ”笑芸人 Vol.9”只今絶版中ですが、倉庫から最後の美本3冊を持って
 まいりました。お買い求めは、お早いうちに!」


手に取って読んでいると、


「さすが、お目が高い!」


つい乗せられて購入したが、案の定、家に同じ本がもう1冊あった。 


まあいいか!