最近、書店や古書店に行くと、つい落語の本を見ていしまう。
この間は、神田神保町の書店で
「昭和の爆笑王 ご存知 林家三平 傑作集」(毎日新聞社)を発見。
これは珍しい本だ。 早速購入した。
もちろん、最近結婚会見、節分豆まきで芸能ニュースに出ている、
頭の悪そうな二代目林家三平ではなく、「テレビ時代の申し子」「時代の寵児」と言われた
初代林家三平である。
初代 林家三平(1925-1980)
この本は三平のネタ帳というか作品集。
「マイネームイズ、 ”ジャングルハウス”。アンド ”スリーガス”」。
「向こうからお坊さんが二人来たよ」「和尚がツー」だなんて。
・・・これだけネタがまとまっているのは貴重だ。
ダジャレ?の連発が三平の真骨頂。落語というより漫談に近い。
賛否両論も非常に多いが、テレビお笑い創世記の演芸ブームの
中心人物だったのは間違いない。
”名人に二代なし”
昭和の爆笑王の大名跡を、駄目息子に継がれて、
評価を下げられたら可哀そうだな。
初代林家三平の話芸はこちらで!
http://www.youtube.com/watch?v=SksN6DnOo10