昔からの付き合いの同年代、同業者と呑む。
話題は当然、同業界の話。
シュリンクし続けるマーケット(出版市場)で取次、書店が指向しているのが、
流通の最大効率化による利益創出。
もちろんそれは間違っていないのだが、それでこの先何年持つのだろうか。
アマゾンだけが勝者で、残りは敗者として消え去っていく・・・・?
- 作者: 小田光雄
- 出版社/メーカー: 論創社
- 発売日: 2012/03/01
- メディア: 単行本
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改めて考える。
”本屋さん”の存在意義ってなんだろう?
1980年代末に出版を志して、この世界に入ってきた我々は、
出版界の黄金時代も知らず、過去の栄光を追い求めてもいない。
でも現状を容認もできない。
”こんなもんじゃないよ! ”
”現状ではダメだよ。もっとこうあるべきだ!”
などと まぐろ居酒屋さかなや道場で怪気炎をあげている我々は
既にアンシャン・レジームなのだろうか・・・
みんな本が好きなだけなんだけどね。