ガラパゴス諸島のピンタ島で唯一生き残っっていた
ガラパゴスゾウガメの固有種「ロンサム・ジョージ」(独りぼっちのジョージ)
が死んだ。推定年齢は100歳だった。
- 作者: ヘンリーニコルズ,Henry Nicholls,佐藤桂
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
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ガラパゴスゾウガメは、ガラパゴス諸島の島ごとにそれぞれ亜種が存在し、
背甲にドーム型、鞍型、中間型の形状のが違いが見られ、
チャールズ・ダーウィンが進化論のきっかけのひとつとなった
人間を警戒しなかった為、捕鯨船の食用や燃料の油として大量に捕獲され、
一時絶滅の危機に瀕した。 ビンタ島の亜種ビンタゾウガメは
長らく絶滅したと思われていたが、1971年に60年ぶりに発見されたのが、
最後の一頭「ロンサム・ジョージ」だった。
これでビンタゾウガメは完全に絶滅した可能性が高い。
全く持って、切ない話である。
人間の傲慢さを象徴しているようだ・・・。
「ロンサム・ジョージ」多くの物語や音楽の題材にもなっている。
有名なのは、ゴルゴ13 第288話「ロンサム・ジョージ」
- 作者: さいとうたかを
- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 1992/09/01
- メディア: コミック
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ガラパゴス諸島ピンタ島では、ゾウガメが絶滅の危機に瀕していた。サー・ウインストン・ロスは、
メスのゾウガメを探した者に懸賞金を出すと発表、ピンタ島にはゾウガメ目当ての人々が大挙して押しかけてきた。
やがてメスのゾウガメが発見され、ゾウガメ絶滅は回避されるかに思われた。
一方、歴史的に生物学に弱いソ連は、キューバの若手生物学者がゾウガメの研究に乗じて西側に亡命することを恐れ、
ピンタ島にゾウガメ暗殺の刺客を送り込む。
ソ連の動きを察したウインストンはゴルゴ13にゾウガメの”警備”を依頼する・・・・・