大河ドラマ「八重の桜」が本日最終回。
久しぶりに最初から続けて見た大河だった。
しかし8月の放送をを過ぎるとドラマの舞台が京都、同志社になり
幕末好きの私は急激に見なくなった・・・
そして、最終回。
見るのは久々だった。
- 作者: 山川浩
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1965/09/05
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小生にとって、このドラマの魅力は「会津武士の士魂」に尽きる。
会津藩は、藩祖からの「会津家訓十五箇条」に愚直までに誠実で、
結果的に、京都守護職という”火中の栗”を掴み、戊辰戦争の悲劇を導く。
京都守護職が”火中の栗”であろうことは、もちろん藩主”松平容保”以下全員が
認識していた。しかし、徳川宗家に絶対的忠誠を誓うことが会津藩の家訓であった。
「京を死に場所と決めた」容保以下、家老、藩士たちの壮絶な決意!
そして黒谷金戒光明寺駐屯、八月十八日の政変、鳥羽伏見の戦い、会津戦争へ。
この辺の件(くだり)を「八重の桜」では実に忠実に、
そして余すところなく再現していたと思う。
幕末の会津藩を描いた作品では、文句なしにナンバー1だ!
それだけに、小生も会津士魂に震え、涙を流した。
- 作者: NHK出版,山本むつみ,NHKドラマ制作班
- 出版社/メーカー: NHK出版
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そういう意味で「八重の桜」は、
小生にとって”京都守護職始末”だった。
(なので、8月以降は・・・「世界の果てまでイッテQ!」・・)
「京都守護職始末」は、会津藩が京都守護職を務めた文久二年から慶応四年正月までの事が記されている。
明治以降の認識では朝敵賊軍とされてしまっている会津藩だが、実は戊辰戦争で薩長軍に敗れるまでは、
京都守護職として立派に天皇を守護し皇軍としてその役を務めていた真実が書かれている。
その真実が、世間に周知されるのを嫌がった為に戊辰戦争の勝者側である西南諸藩で構成されている明治政府により
長らく刊行禁止とされてしまっていた貴重な書。著者は、元会津藩家老・山川浩と浩没後に弟の山川健次郎(東京帝国大学総長)が執筆を受け継ぎ、
明治末期から大正にかけて完成した。
- 作者: 山川浩
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1966/02/05
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