Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

映画「幕上がる」を観てきた

モモクロのメンバーはよく分からないけれど、

素晴らしいという映画評を聞いたので、観てきた。

原作は平田オリザ。監督は「踊る大捜査線」の本広克行

モモクロのメンバーは、撮影にあたり

平田オリザのワークショップで鍛えられたそうだ。



舞台は高校の弱小演劇部・・・

高校演劇と大学演劇と違いはあれど、演劇経験者として

そして中学校の教育実習で演劇部を指導した経験から

自分自身とシンクロする部分の多い映画だった。

黒木華(はる)さんの役には、いろいろと思うところがあった。


特に涙することは無かったが

舞台開始前の「板付(いたづけ)」の掛け声と

全員が「人差し指を立てた腕を掲げ」を開演一分前を確認するシーンには、

背筋に鳥肌が立った。


元気をもらった映画だった。


幕が上がる (講談社文庫)

幕が上がる (講談社文庫)


ネット上の映画評や、ライムスター宇多丸の映画評を見ると、

なかなか賛否両論多いようだ。

この物語が「ももいろクローバーZ」自身のヒストリーに

連なる伏線が多く張られていること。

ナレーションとカメラの動きを多用しすぎていること。

アイドル映画とうしては最高傑作であること。などなど


観終わって、ようやくモモクロのメンバー5人が理解できた。

春に観る映画だね〜。