Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

歴史読本が休刊・・・

雑誌「歴史読本」が休刊になる。

創刊は1956年、59年目での休刊だ。

発行元も新人物往来社から中経出版、そしてKADOKAWA

今年の4月からは月刊から季刊になっていた。

最近の発行部数は5万部か・・・ 厳しいね・・・



休刊のお知らせには、

特集によって売行の差が激しく、定期刊行が難しくなった。

今後は「古代史」など人気のテーマを厳選して

「別冊歴史読本」や「歴史読本BOOKS」としていく。

これは「戦略の転換」「戦略的撤退」である。

歴史読本』は新たなステージに入ります。ご期待ください。


というようなことが書いてあった。

全くその通りだと思う。賛成だ。

一生どうでしょうします」みたいなもんだな。


あともう一つ言えるのは、歴史人(ベストセラーズ)、

歴史群像学研パブリッシング)のような大判でカラ―満載の

競合誌と比べると、A5判で大部分がモノクロ記事の「歴史読本」は

正直見劣りしてしまったのかもしれない。



歴史読本は高校の頃から読んでいた。

もっぱら古書店で購入していた・・・

だってバックナンバーが沢山揃っているから。

「幕末」「戊辰戦争」「古代史」「太平洋戦争」

このあたりをよく読んだ。

確かに他のテーマ「戦国時代」「江戸時代」などは

全く食指が動かなかった。

「休刊のおしらせ」のとおりだ。


今後の「歴史読本」の新たなステージに期待する!