大船渡高校 佐々木朗希・・・噂以上に凄い!
「高校生の中にプロが混じってるという例えがあるが、
佐々木朗希の場合、高校生にメジャーリーガーが混じってる」
第101回全国高校野球選手権大会 2019夏甲子園予選展望号 (週刊ベースボール2019年6月27日号増刊)
- 作者: ベースボール・マガジン社
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2019/06/19
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佐々木の投球も凄いのだが、ここ2試合の大船渡高校の
戦いぶりが、野球漫画のように劇的すぎる。
まるで講談を聞いているようにドラマチック!
・岩手県大会4回戦 盛岡四高戦 延長12回 4-2
→ 投球数194球 2失点 21奪三振 MAX160km/h
肩をセーブしながら投球を続ける佐々木。8回にギアを一段上げ
MAX160キロを記録。しかし、完封目前の9回裏に2-2の同点に
追いつかれ延長戦に。
ここで佐々木のギアがトップに入り、以後140~150キロを連発。
延長戦に入ってからの9人中7人を三振に打ち取る。
タイブレークに投入寸前の12回表、佐々木自ら2ランホームランを
放ち劇的な勝利をつかんだ
・準々決勝 久慈高戦 延長11回 6-4
→ 登板なし ずっとベンチ
大船渡の国保監督は、前日194球を投げた佐々木をスタメンから外した。
佐々木の将来を守ることを選択した。
試合は大船渡がリードし控え投手が踏ん張ったが、同点に追いつかれ
この試合も延長戦に突入。11回表に得点を入れた大船渡が勝利した。
佐々木は最後までブルペンにすら入ることはなかった。
この2試合のなんと劇的なことよ・・・
まるで昨年夏の甲子園、金足農業の準々決勝、準決勝を彷彿させる。
すぐにでも文春Numberの記事になりそうだ。
高校野球なのであまり贔屓するのはよくないが、
佐々木朗希を甲子園で見たいな!
(次の準決勝は7月24日 一関工 戦)
※岩手県は、菊池雄星、大谷翔平(ともに花巻東)、佐々木朗希(大船渡)と
桁違いの投手と輩出しているが、何か要因があるのだろうか?