週刊東洋経済が特集「外食頂上決戦」の中で
「そばチェーン三国志」を語る。これが面白い。
立ち食いそばチェーンは、ほとんどが未上場。小資本で
運営できるため、上場による資金調達の必要がないのだそうだ。
そして出店戦略の違いが非常に興味深い。
(都内の店舗数)
・「富士そば」:都心の駅前立地(109店)
・「小諸そば」:都心のオフィス街(89店)
・「ゆで太郎」:駅前から離れた場所が多い(35店)
本誌の中に都心における各チェーン店舗のマッピングがある。
その出店エリアは、皇居周辺(東京駅、有楽町、新橋、神田、
お茶の水、神保町)に見事に集中している。
私のサラリーマン時代の行動エリアとほぼ同じなので、
「出店した地域での知名度を上げるとともに利用客からの信頼を高める」
というドミナント出店の第一の目的を、私が最も享受している。
どうりで「小諸そば」の看板に愛着が沸くわけだ。
私は昔からの「小諸そばファン」。
濃い目のそばつゆと、揚げたてカリカリの天ぷら!
これがクセになる。
・秋・冬・春は、かき揚げそば。400円
・夏は 、冷やしたぬきそば。350円
これがテッパンです。
中でも神楽坂店の味が一番だと思っている。
おやじは接客が不器用そうだけど、
一生懸命さに好感が持てる。
2015年に、喬太郎、白鳥、喬之輔、ニ楽による
「セマイ落語研究会」という落語会に行った。
「立ち食いソバ」というセマイ(狭い)テーマで
熱い落語が繰り広げられた・・
「私の身体の一部はコロッケそばで出来ている」
駅そばも含めるとなると、一度は
我孫子駅「弥生軒のから揚げそば」を食べてみたいな。