たまに「秀逸な例え」に出会い感動すら覚えることがある。
昨日がそうだった。「伊集院光とらじおと」の中で陳盤(風変わりで
おバカなレコード)を紹介するコーナー「らじおとあれと」に登場した
湯浅学さん(音楽評論家)の言葉だった。
「喉に毛虫を飼っている声」
こう評されたのはジョニー広瀬。※1
そして流れた曲は「太陽に抱かれたい」
曲がかかった瞬間、車を運転しながら
思わず吹いてしまった。
この声は・・間違いなく毛虫を飼っている・・!
何と見事な例えだ。
(まるで、いかりや長介さんの声のようだ)
※1 ジョニー広瀬:吉本興業所属の奇術師。Mr.マリックとは長年に渡り
永遠のライバル関係らしい。TOKYO FMの「うさんくさいポップス」
で紹介され一躍大人気に。山下達郎「サンデー・ソングブックでも
曲が流されたことがある。(以上、ウィキペデイアより)
秀逸な例えで思いだすエピソードがある。
会社に勤めていた時、当時の部長が得意先の書店を
訪問することになった。その書店を担当している先輩は、
店員さんにこう言った。
「今日の午後、うちの部長が来るから店長のところへ
案内してもらえる。部長は”たこ焼きみたいな顔””してるから
すぐわかるよ。」
そして翌日、その書店員さんが先輩に言った
「部長さんすぐに分かりましたよ!
だって、たこ焼きにソースまでかかってるんですもん(笑)」
先輩「お見事!」 (確かに部長はどす黒い顔をしていた)
※この物語はあくまでフィクションです(嘘)。