「読書の秋」を象徴するイベントだった「神田古本祭り」
「神保町ブックフェスティバル」がコロナ禍で中止となった2020年秋。
その一方で「Withコロナ」ならではの手法で様々な読書イベントが
展開されていた。そんな中で私は注目したのは、
TBSラジオ「アフター6ジャンクション」(通称アトロク)で行われた
「アトロク秋の読書週間2020」。
パーソナリティのライムスター宇多丸さんが、無類の本好き、本屋さん好き
なので、この番組ではよく本や出版業界の特集をやってくれる。
11月の一ヵ月間を「秋の推薦図書月刊」と銘打ち、毎日何かしら本を紹介
していくキャンペーンを展開した。
レギュラーメンバーやゲスト達が「一冊入魂」で毎日「本」を紹介した。
紹介された書籍に驚く!これを選ぶか~~思わず唸った。
そしてラインナップに軽い感動すら覚える・・
垂涎の想いでラジオを聞いた・・・読みたい。
※ラインナップは下記のinstagramを参照。
まずは女性お笑いコンビ「Aマッソ」の加納愛子さんの紹介は
・ユリイカ 2020年10月臨時増刊号 総特集◎別役実の世界 ―1937-2020―
しかしこの年齢(31歳)で別役実を選ぶとはただ者ではない。
伊藤大輔さん(スタイリスト)が紹介したのは「1974年のサマークリスマス」。
これは私も読んだ。伝説のカルチャーレーション番組の記憶だ。
美村里江さん(エッセイスト)の紹介本は「ふるさと写真今昔」
(新潟日報社)。こうゆう本は眺めるのにいい。まして縁の深い新潟の風景だ。
吉田豪(プロインタビューアー)は話題の一冊。これは読みたいと思っていた。
「沢村忠に真空を飛ばさせた男―昭和のプロモーター野口修 評伝」
中溝康隆(ライター)が選ぶのは、エモやん(江本孟紀)が書いた原監督本。
「監督 原辰徳研究 この「名将の器に」気付かなかった面々へ」
人呼んで「プロ野球死亡遊戯」だそうだ。日本シリーズが終わった今こそ読んでみたい。
もの凄い読者家の玉さん(玉袋筋太郎)は、玉さんらしい一冊。
「競艇と暴力団「八百長レーサー」の告白」。これも読んでみたい。
JINIさん(ゲームジャーナリスト)の紹介は、「ゲーム開発版、地獄の黙示録」だそうだ。
これも読んでみたい。「血と汗とピクセル:大ヒットゲーム開発者たちの激戦記」
まだまだセンスを感じる推薦図書が沢山あった(下記参照)。
さすがカルチャーキュレーション・プログラム「アトロク」。
・池田春菜(日本SF作家クラブ会長)さん紹介
・矢部太郎(お笑い芸人)さん紹介
・柚木麻子(小説家)さん紹介
・和田彩子(アンジュルム・元リーダー)さん紹介
・スカート(バンド)・澤部渡さん紹介
北極百貨店のコンシェルジュさん(1) (ビッグコミックススペシャル)
・てらさわホーク(映画ライター)さん紹介
・Riverside Reading Club(謎の読書家集団)さん紹介
・熊崎風斗(月曜パートナー、TBSアナウンサー)さん紹介
・宇垣美里(火曜パートナー、フリーアナウンサー?)さん紹介
・つづ井(漫画家)さん紹介
青野くんに触りたいから死にたい(1) (アフタヌーンコミックス)
・taitai books(太台本屋)さん紹介
・日比麻音子(水曜パートナー、TBSアナウンサー)さん紹介
プリンセスメゾン(1)【期間限定 無料お試し版】 (ビッグコミックス)
・宇内梨沙(木曜パートナー、TBSアナウンサー)さん紹介
カッパの飼い方 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
・山本匠晃(金曜パートナー、TBSアナウンサー)さん紹介
・スーパー・ササダンゴ・マシン(覆面レスラー)さん紹介
・ライムスター宇多丸(メインパーソナリティ)さん紹介