Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

「Oさんからの手紙」を読んで思い出す

先日の「YO-EN唄会」で、前職の上司Oさんに25年ぶりに

お目にかかったとブログに書いた。その後、ギャラリービブリオの

席亭:Tさん(前職の先輩)がご自身のブログに

Oさんからの手紙」と書いていた。

それを読んだらいろいろと思いだした。

 

ameblo.jp

 

Tさんの文章を引用すると

(Oさんは)実に厳しい上司だった、一切の妥協を許さない

 畏怖される存在だった。「神は細部に宿る」が座右の銘で、

 テキトーなことは決して許さなかった。

思い出した思い出した。私もよく怒られたものだ。

 

 一方で、音楽や美術、文学への造詣が深かった。 

そうだった。文学や芸術に関する仕事だと

その要求レベルは天井知らずに高く、指示も細かかった。

おかげでいつもコテンパンだった。

 

未来派2009

未来派2009

  • メディア: 単行本
 

 

一度だけ褒められたことを思い出した。

遊工房」(カルチャーキュレーション的なブックフェア)で

 未来派の企画を組み、書店向け注文書に「未来主義党宣言」の

フィンリッポ・トンマーソ・マリネッティの写真をデザインした時は、

「・・・なかなかいいな」とボソッと褒められた。

 後にも先にもOさんに褒められたのはその時だけだと記憶する。

 

なので今回「コロナが空けたら飯でも食いに行こう」と

笑顔で握手されたのが、なんとも嬉しかったのだ。

 

※その時に使った写真はこんな感じだった。

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