今週の週刊ベースボールは、2020日本シリーズ総括。
本来なら「ホークス4連覇!」が表紙となるべきところだが、
表紙を見て驚く・・
「盟主無残」・・・衝撃的な表紙(文言)だ。
そして表紙をめくった最初のページも衝撃的。
開幕戦の1回裏、巨人の4番岡本和真がホークス先発千賀滉大の
154キロのストレートでバットをへし折られている写真だった。
「なぜ、再び4連敗を喫したのか?」
「2021年に(巨人が)求められていることは?」
冒頭がこの記事だ。それだけソフトバンクの強さが衝撃的
だったということだろう。「識者の視点」と言う記事では、
武田一浩(元日ハム)、達川光男(元広島)、篠塚和典(元巨人)
の3人がシリーズを総括する。
広島の捕手、監督を務め、2017年~18年はソフトバンクの
一軍ヘッドコーチに就任していた達川光男はこう語る。
並大抵の努力では駄目だと思いますよ」
石田雄太(スポーツジャーナリスト)さんの記事の
タイトルがよかった。「ホークスにあってジャイアンツにないもの」。
あらためて痛感させられたのは、ホークスの選手はミスを恐れてプレーするのではなく、
同じチームのライバルを何とか上回ろうと必死でプレーしている。ということだった。
ミスをするとそれを咎められて出番がなくなるというマインドではなく、ここで打てば
ゲームに出られる、ここで結果を残せばライバルを上回ることができる、というマインド。
ネット上で話題になっている「ホークスの試合前の円陣」動画。
雰囲気抜群のムチャぶり円陣に「そら断トツで日本一になるわ」
・・と注目されている。
円陣動画を見ていると石田雄太さんの言うことが
分かる気がする。 確かにこりゃ強え~わ。
「勝って兜の緒を締めよ」・・4連覇後の納会でこの挨拶か。
他チームはよほど頑張らないと、ソフトバンクの背中がどんどん遠ざかるぞ。