この本を見つけたとき、小躍りしてすぐ購入した。
- 作者:石光 勝
- メディア: 新書
その昔、テレビ業界は「三強一弱一番外地」と言われていたそうな。
三強は日本テレビ、TBS、フジテレビ。一弱はテレビ朝日。
番外地が”東京12チャンネル”(現:テレビ東京)
子供の頃”東京12チャンネル”といえば、B級、サブカル的なイメージがあり、
なぜか、テレビの映りも悪かった記憶がある。
番組もB級だったが刺激的な番組が多かった。
ざっとあげても
・三菱ダイヤモンドサッカー、・空飛ぶモンティパイソン、・気分はパラダイス、
・ドバドバ大爆弾、・ステレオ音楽館、・国際プロレス、・日米対抗ローラーゲーム、
・おはようスタジオ、・勝ち抜き腕相撲、・プレイガール、・独占男の時間、
・まんがの国、・世界の料理ショー、・3時のおじゃまクイズ、ゴングショー、等々・・
中でも一番好きなのは”もんもんドラエティ”
(これは語ると長いので後日・・)。
この本は、そんなB級テレビ局の魅力について書かれたものかと思い、
一気に読んだが、内容は開局以来の苦労話だった・・・ちょっと期待はずれ。
あと、テレビ東京と言えば、他局すべてが重大ニュースの特番を組む時でも、
かたくなに通常の番組を放送するという強いアイデンティティ!?
例)
昭和天皇危篤 → アンパンマン
新潟震度6大地震 → パンチ佐藤旅番組、海鮮丼を喰う
湾岸戦争開始 → 楽しいムーミン一家
見よ!この輝かしい”テレビ東京伝説”の数々を!