Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

新藤兼人  原爆の子

広島への原爆投下から64年。

先日、名画座で「原爆の子」(1952年 新藤兼人 監督)を観た。


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原爆投下当時、幼稚園の教員をしていた主人公(乙羽信子)が、

数年後(おそらく7年後)に当時の教え子の消息を尋ねていく。


広島の街の美しい復興とは対照的に、

教え子たちは、孤児になる者。原爆症で余命幾ばくも無い者。

後遺症に苦しむ者と、時間は経ってもその傷跡は深い。

主人公も家族全員が亡くなっている。



皆が口を揃えて言う 「あのピカドンが・・・」

本当に、それは一瞬の出来事だったのだ。


We have the power.

We have the responsibility.

And we are the Obamajority.

Together, we can abolish nuclear weapons.

Yes, we can.


(秋葉・広島市長の広島平和宣言より)