Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

見世物小屋

先週、九段の靖国神社「みたままつり」に行ってみた。

この祭りは、「お盆に英霊をお慰めする祭りで、大小三万の超える提灯が夜空を

美しく飾り、東京の夏の風物詩として親しまれている」そうだ。

私が行ったのは初めて。


  鳥居と提灯とサーチライトが幻想的


境内にはすごい数の夜店が並び、若者率90%(それも20歳未満)。

若者の中を肩身を狭くしてあるいたら、


発見、発見!



まずは、お化け屋敷(大人500円、子供400円、幼児300円)。


そして、見世物小屋



東京のど真ん中で「見世物小屋」発見!


「昔の祭りや縁日で、見世物小屋を見たな〜!」という話をする方がいるが、

私は25歳で富士宮の祭りで「見世物小屋」を初めて見るまで見たことがなかった。

あまり東京の祭りでは見かけないのた。


今回の出し物は、

  ・夢幻奇術「摩訶ダミアン」

  ・空中回転少女「A-GEHA」

  ・謎のコレクター「銀子」  


怪しい・・・・・

他に、人間ポンプやヘビ女、タコ女、箱抜け 等もあるのだろうか?


    人間ポンプ


でも、これが唐十郎や、寺山修司等の演劇のルーツなのですから。


現在、日本で営業している見世物小屋は、大寅興行社(おおとらこうぎょうしゃ)と

入方興行社(いりかたこうぎょうしゃ)のわずかに2軒だけだそうです。


http://puchitabi.jp/shimauma/2009/12/post-324.html



大いなる小屋―近世都市の祝祭空間 (叢書 演劇と見世物の文化史)   大いなる小屋―近世都市の祝祭空間 (叢書 演劇と見世物の文化史)



もちろん英霊の方々へのお参りもしてきました。