Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

憂鬱でなければ、仕事じゃない

この本は、今ベストセラーとなっている。

幻冬舎(出版社)の社長、見城徹とサーバーエージェントの社長、藤田晋が35の格言を

交えて語る”ビジネスマンのバイブルが誕生!”(オビの文より)だそうだ。


これがなかなか面白い・・・というか

格言=言葉(すべて見城さんの言葉)がいちいち、突き刺さるんだよな・・・。


憂鬱でなければ、仕事じゃない

憂鬱でなければ、仕事じゃない


引っかかった格言をいくつかあげると


  ・これほどの努力を、人は運という

  ・切らして渡せなかった名刺は速達で送れ

  ・無謀を演出して、鮮烈に変えよ


この本で見城さんは、ビジネスマンの人生で、何が大切で無駄かを、極めて明確に伝えている。

それは”圧倒的努力をするしかない”ということだ。

僕にとって何より重要なのは「極端」であることだ。「極単」であれば、振りきれている。
突き抜けたオリジナリティーを獲得している。だから、明快であり、新しい。

・・・・・・・・・

では、どうすれば、「極端」なものを生み出せるか?

「中間」を憎み、極北を目指して圧倒的努力をするしかない。


圧倒的努力・・・

人間は弱いもので、少しの努力でも結果が出ないと、ボヤキ、弱音を吐く。

そして現状との間で折り合いをつけ、自分を納得させてしまう。努力から孤立・孤独となる場合もある。 

そういった自分から見ると見城さんの”圧倒的努力”と”ぶれない自信”には、励まされ、パワーをもらえる。

しかし、見城さんはタフなスーパーマンなので、決して真似はできない、

せめて、この本を参考書として使わせてもらおう。


つかへい犯科帳/つかへい腹黒日記  つかへい犯科帳/つかへい腹黒日記


見城さんを知ったのは、つかへい腹黒日記(つかこうへい)に出てくる

角川書店の編集者見城だった。