Makotsu Garage

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そのとき、空母はいなかった 検証パールハーバー

買ってあった本を読み始めた。

日米開戦のエクスキューズ真珠湾攻撃陰謀説

ルーズベルト大統領は日本の参戦を知りながら、なぜ真珠湾に警告しなかったのか?


当時アメリカにはモンロー主義に代表される孤立主義の伝統があり、

他国の戦争に巻き込まれることを嫌う傾向があった。ましてやルーズベルトは、

選挙戦において「あなたたちの子供を戦場には出さない」ということを公約にしていた。

ヨーロッパで第二次世界大戦が始まっても、アメリカは中立の立場を取っていた。

真珠湾攻撃は、アメリカが連合国に加わって第二次世界大戦・太平洋戦争に

参戦するきっかけを作り出すために、暗号解読で日本軍の真珠湾攻撃を事前に察知しながら

あえてそれを警告せずに放置したというもの。


そのとき、空母はいなかった―検証パールハーバー

そのとき、空母はいなかった―検証パールハーバー


本書は、様々は資料からアメリカ軍暗号解読の優位性を説く。

どうやら日本の外交文書、海軍のD暗号はほとんどが解読されていたようだ。


となると真珠湾攻撃については、アメリカが完全に把握しており、空母3隻は

偶然、真珠湾にいなかったのではなく、最新の巡洋艦駆逐艦も含めて

攻撃前に避難させ、旧式戦艦のみを真珠湾残していた・・・。

愕然とする内容だが、これが真実なのかもしれない。


負けに不思議の負けなし・・・

こんな国と戦をしたらアカン。戦争はアカン。