買ってあった本を読み始めた。
日米開戦のエクスキューズ真珠湾攻撃陰謀説。
ルーズベルト大統領は日本の参戦を知りながら、なぜ真珠湾に警告しなかったのか?
当時アメリカにはモンロー主義に代表される孤立主義の伝統があり、
他国の戦争に巻き込まれることを嫌う傾向があった。ましてやルーズベルトは、
選挙戦において「あなたたちの子供を戦場には出さない」ということを公約にしていた。
ヨーロッパで第二次世界大戦が始まっても、アメリカは中立の立場を取っていた。
真珠湾攻撃は、アメリカが連合国に加わって第二次世界大戦・太平洋戦争に
参戦するきっかけを作り出すために、暗号解読で日本軍の真珠湾攻撃を事前に察知しながら
あえてそれを警告せずに放置したというもの。
- 作者: 白松繁
- 出版社/メーカー: 文藝春秋企画出版部
- 発売日: 2013/05
- メディア: 単行本
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本書は、様々は資料からアメリカ軍暗号解読の優位性を説く。
どうやら日本の外交文書、海軍のD暗号はほとんどが解読されていたようだ。
となると真珠湾攻撃については、アメリカが完全に把握しており、空母3隻は
偶然、真珠湾にいなかったのではなく、最新の巡洋艦、駆逐艦も含めて
愕然とする内容だが、これが真実なのかもしれない。
負けに不思議の負けなし・・・
こんな国と戦をしたらアカン。戦争はアカン。
検証・真珠湾の謎と真実 - ルーズベルトは知っていたか (中公文庫)
- 作者: 秦郁彦,左近允尚敏:須藤眞志:今野勉
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/11/22
- メディア: 文庫
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