今回は特別な独演会だ。滑稽話しかやらない。
滑稽噺とは、落語や小咄などの演題のうち、滑稽さ・馬鹿馬鹿しさに主眼の置かれた、
面白おかしい演題のこと。笑い話ともいう。
つまり今日は、独演会の目玉である大ネタをやらないということなのだ。
DMハガキにはこう書いてあった
「長い噺はやりません。感動も涙もありません。落語会の構成上、これが成り立つのか?
年々弱くなる僕の声はもつのか?未知数ばかり。解っているのは、限りなくバカバカしい
落語国の真のキャラクターが大行進する!ってことだけ」
クダラナイ噺しかしないので、頼む、俺のことを好きな人だけが来てくれ!
今日は四席。短い滑稽噺ばっかり。
でも笑ってしまう。しかし、笑った跡には何も残らない。
そして春風亭昇太さんの落語は軽い・薄っぺらい・・・
この薄っぺらさが何といえない魅力なのだ。
半年に聞かないと、恋しくなる。
- 作者: 檜山うめ吉
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仲入後に「俗曲師 檜山うめ吉」が登場。
甚句、俗曲、長唄。小唄・・・
はじめてだったが、なかなか魅力的だった。
結局、春風亭昇太さんより、うめ吉さんの方が印象が残った。