Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

武ちゃん、また吠える!

先輩の蕎麦屋「かな井」(国立)で、

学生時代の演劇サークルの同窓会兼新年会。

今回は、新潟、静岡、群馬から懐かしいメンバーが集まった

会うのが20年振りの人もいる。



いくら歳をとっても、先輩後輩の上下関係は昔のまま。

先輩には頭があがらない・・・

元演出のKちゃんがくれば、場がピリリと緊張する。


蕎麦屋のヒロミさんは、蕎麦屋の前に劇団NLTの役者をやっていた。

いわばプロの役者。そのヒロミさんに、大先輩達は


KSさん「ヒロミは、狂言が下手でな〜。歴代ワースト3の第一だ。

    こんなに温厚な俺も、堪忍袋の緒が切れて、稽古中スリッパ投げたもんな」

 (※入部して最初に習うのが狂言でした)

武ちゃん「ヒロミは地で演技すりゃいいんだよ、臭い芝居しようとするからダメなんだ」


そのうちに

「住んでいたアパートが汚なかった」

「足が日本一臭かった」 と言いたい放題。



芝居ではボロクソだったが、蕎麦の話になると


KSさん「ここの蕎麦は、俺が食った中で一番上手い」とべた誉め!

確かに美味い! 本当に美味い! 

全員がせいろをおかわりして2枚たべた。


しかし、武ちゃんだけは

「蕎麦粉使ってんだろ、ダメなんだよ! 俺なんかソバを畑で育てる所から初めて

 自分で蕎麦粉作って、それで蕎麦うってんだよ」


「えっ? 武ちゃん蕎麦うってんの?」

「当たり前だろ!」 

(誰も酔っ払いの言うことを真に受けていないが・・・)



そのうち、ヒロミさんの蕎麦うちを横で見ながら文句を言いだす。

でもその後、武ちゃんは三杯目のかけそばを食べ、さらにKSさんの残りも後始末。

都合4人前を平らげた武ちゃんであった。



次回は、8月にヒロミさんと武ちゃんの蕎麦うち対決が決まりました。

「オレはプロじゃないから、蕎麦をあんなに細く切れねえよ。一目で俺が作った蕎麦だって

 バレちゃうじゃないか! そこんとこハンディあるんだろうな?」


と相変わらず吠えまくりの武ちゃん(現役中学教師)でした。



かな井 (かない) TEL・予約 042-577-8141

住所 東京都国立市東2-3-5 ミヤマハイツ 1F

国立駅から502m