友人のNさんに教えられて昭和記念公園での
「第一デパート懐古展」を見に行く。
立川の第一デパートは1966年にオープンした商業施設。
2012年に閉館したが、晩年はサブカルの聖地的な様相であった。
母方の実家が立川にあった小生にとっては、幼き記憶の一頁であ。
展示スペースの中央に昭和30年代〜40年代の
これがまた懐かしい!
そうそうこうゆう街並みだった。
ここは道路の北側に米軍立川基地が広がり、
滑走路の先端部分にあたり離着陸する飛行機が見渡せた。
まさにフェンスの向こうはアメリカだった。
それがジオラマで再現されている。
いつも立川の親戚(おじいちゃんの家)に行った帰り道、
親父の車で夕闇せまる道路を八王子に向かう。
青梅線踏切の手前で右側に立川基地のフェンスと滑走路が広がる。
フェンスの向こうはキャデラックに代表されるアメ車が
猛スピードで基地内を走っている。
滑走路は誘導灯で見渡す限り美しく輝いている・・・
ライトを点滅させた飛行機が爆音とともに頭上を飛び去っていく。
アメリカだ・・・!
幼心がワクワクしたものだ。
たぶん見ていた情景はこんな感じであったと思う。