住民の意思は僅差でNO。
翌日からマスコミは橋本バッシング的な論調が目立つ。
敵の多い人そうだし・・・
2013年6月13日に毎日新聞に掲載された
漫才師「西川のりお」のコラム「大阪人いつ気付くか次第」
が非常に的を射ているように感じた。
橋下徹という人は「1対99」の人なんです。99の人がそうだそうだ、と言うことに対して、
常に1の立場から、「おかしい!」と発信する。そして注目され、評価される。(中略)
大阪市民府民がどこで気付くか、ということちゃいますか。橋下さんってなんでも物事をing(進行形)の状態にしてる。
次から次へ包装紙破っては、中身を並べるだけなんです。ところが、市民府民はやってくれたように受け取る。
最後まで見届けてない。この先、都構想も、市営交通の民営化も、全部ingで終わるでしょう。
完全にやり遂げたことってこれまでもほとんどない。発信力でもってるんです。
僕も彼の発信力、評価してますもん。今回も、世間は慰安婦発言一色になったでしょ。
大阪市政のことなんて全部飛んだ。それも作戦のうちなんですよ。
それと、やっぱり、大阪人のツボにビターっとハマってるよね。まず有名人で、おばちゃんがキャーと言える見栄えと若さで、
東京の石原慎太郎と渡り合い、官邸行ったら総理大臣に会う、こんなヤツ、今までおらんかったやんけ、とね。
現時点でも、そう思ってる人多いと思う。でももうちょっと冷静に見ないと。「よう考えたらそんなことどうでもええわ、大阪に何してくれた?」
と今後、思うかどうかでしょう。思わなければ、橋下さんはしばらく君臨するでしょうね。
同じような意味のことを東京都の舛添要一知事は、こう言っている。
「住民の生活や町が良くなる方向に首長が努力すればいい話。都は制度いじりをしている暇はない」
舛添お前もか! とならんようにお願いしたい。