上下巻880ページの大作。
太平洋戦争の序盤から中盤にかけてを
米軍の立場から描く。
いがみ合う海軍と海兵隊、
キングとマッカーサーの主導権争い。
米軍の実情はそうだったのか・・・
序盤戦の勝敗は紙一重だった。
- 作者: イアントール,Ian W. Toll,村上和久
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: 単行本
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なかなか米軍の立場から
描いたものは読んだことがない。
それだけに大変興味深く、読み易い。
ミッドウエイとガダルカナル島でしくじった
山本を殺すのは果たして賢明か?
暗号を解読していたニミッツは自問する。
「いいですか、ニミッツ提督、これはまるで連中が
あなたを撃墜するようなものなんですよ」
と部下のレイトンは言った。
「あなたの代わりをつとめられる者はいません」
ニミッツはハルゼーに親展の通信文を送る。
「最高の幸運と良い狩りを祈る」
- 作者: イアントール,Ian W. Toll,村上和久
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